日常会話「風邪を引きました」

2014年12月06日 09:07 PM
日常会話「似合う」
秋はオシャレのシーズンです。今年の秋冬の流行色は"gray(grey)"だとか。今月は「似合う」の表現をご紹介します。
最も幅広く使えるのが、"suit"という動詞です。発音は「背広」の”スーツ”です(正しくは"スートゥ")。
"A suits B."(suitsのsは三人称単数現在のs)の形で「AはBに合う」となり、服の色やサイズだけでなく、食べ物や職業など何でも「二者の相性がよい」場合に使えます。
(例文1) The jacket suits you. (そのジャケットはあなたに似合います。)
(例文2) Cheese suits wine. (チーズはワインに合います。)
(例文3) This job doesn't suit me. (この仕事は私には合っていない。)
その他に、日本人にもおなじみの"fit"という動詞もありますが、こちらは主に「サイズや形が合っている」時に使われます。
(例文4) This shirt fits me. (このシャツは私にサイズが合っている。)
さて、もうひとつ、もっと軟らかい表現で口語的なものをご紹介しましょう。それは、"nice on you"。
A: Your pink sweater is very nice on you!
(あなたのピンクのセーターは、とてもあなたに似合ってるわ!)
B: Thank you.
(ありがとう。)
A: Vivid colors really suit you.
(あざやかな色が、あなたには本当によく似合うわね。)
余談ですが、「背広」も同じ"suit"です。どうして「合う」と「背広」が同じなのかというと、"suit"には、「ひとそろえで合っている」という意味もあって、そこから上着・ズボン・ベストがひとそろえになっている背広を"suit"というわけです。
そして、同じ語源で"suite"という単語もあります。こちらは「スイート」と発音し「ひとそろえの続きの間」という意味です。もうおわかりですね。ホテルの"suite-room"は、「寝室・居間・浴室などがひとそろいになっている部屋」という意味です。「甘い」の"sweet"と発音が全く同じな為、"sweet-room"だと思っていた方はいらっしゃいませんか?そりゃ確かにスイートルームには新婚さんも泊まりますが・・・・・。
吉祥寺「MCS英会話スクール」に通ってきて下さるシニアの皆さんの服装も、すっかり秋色になりました。秋は「文化」「カルチャー」の季節。あなたも一緒にイチから英会話を始めてみませんか?
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2014年11月11日 11:31 PM
旅行会話「お勧めは何?」
秋は旅行の秋、食欲の秋でもありますね。そこで今回は、レストランなどで使えそうな、「お勧め」をたずねる言い方をご紹介しましょう。
「勧める・推薦する」は"recommend"。一番簡単には"Please recommend."と言えばOKです。そして「お勧めは何ですか?」は、"What do you recommend?"。ただ、やみくもに「お勧めは何ですか?」と聞かれても相手が困ってしまいますね。そこで、まず自分の興味や好みを先に伝えましょう。
(ワインリストを見ながら・・・・・)
A: I like dry white. Please recommend (good one).
(私は、辛口の白ワインが好きなんですが。(いいのを)お勧め下さい。)
B: How about this No.3 or this No.8? They are mild and fruity.
(この3番か8番はいかがでしょうか? 口当たりが良くて風味がありますよ。)
A: Good. I will try No.8. Half-bottle, please.
(いいですね。8番を試してみます。ハーフボトルでお願いします。)
ワインやビールの「辛口」は"dry"、「甘口」は"sweet"です。以前は肉料理には赤、魚料理には白などと言われたものですが、最近は気にする人は少ないようです。次は食べ物編も考えてみましょう。
A: We want to try meat and fish. What do you recommend?
(私達は、肉料理と魚料理を試してみたいです。)
B: We recommend this one and this one. They are our specialties.
(これとこれがお勧めです。当店の自慢料理なんです。)
A:Not oily?
(油っこくないかしら?)
B:No. I don't think so.
(いいえ。そうは思いませんよ。)
A:OK. We will try them.
(オーケー。それにしてみます。)
"I want to ~"を"I'd like to ~"に変えると、「~してみたいのですが。」という奥ゆかしいエレガントなニュアンスにできます。"specialty"は「名物・自慢の品」の意味。ですから、"What's your specialty?"(おたくの自慢料理は何ですか?)と言うのもいいでしょう。
10月・11月は生徒様の海外旅行が最も多いシーズンです。シニア・中高年層の方々にとって秋は旅情にかられる季節なのかもしれません。中央線・吉祥寺の「MCS英会話スクール」では、臨場感あふれる《旅行場面レッスン》が大好評です。ぜひご見学においで下さい。
2014年10月08日 11:40 PM
旅行会話「一緒に写真を・・・」
いよいよ秋の行楽シーズンです。今回は写真の話をしてみたいと思います。
「写真を撮って下さい。」(Please take a photo/picture.)は言えたとしても、「一緒に写真を撮ってもいいですか?」は案外言えないものです。"May I take your photo?"だと「あなたの写真を撮ってもいいですか?」になってしまって、自分も一緒に写ることにはなりませんね。
こんな時には、その後に"With me, OK?"をつなげればバッチリ通じます。
A: May I take your picture?
(あなたの写真を撮ってもいいですか?)
B: Sure. That's all right.
(ええ、いいですよ。)
A: With me, OK?
(私と一緒にいいですか?)
B: No problem.
(構いませんよ。)
旅慣れていてノリのいい人などは、"Photo with me, OK?"(私と一緒に写真いいですか?)だけでやっている人もいます。そうは言っても、もう少しブロークンでない表現も知っておきたいという方に・・・・・。
よく"Could you pose with me for a picture?"(写真のために、私と一緒にポーズして頂けますか?)という表現が紹介されていますが、実際にはあまり聞いた事がありません。私のオススメは"Could you join me for a photo?"(写真を撮るので入って頂けますか?)です。試してみて下さい。
A: Thank you. It was nice to meet you.
(ありがとう。あなたに会えて良かったです。)
B: Thank you. Have a nice trip.
(ありがとう。良い旅をして下さい。)
A: I want a picture with you as a memory. OK?
(思い出にあなたと一緒の写真が欲しいのですが。いいですか?)
B: Why not?
(いいですとも。)
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2014年09月13日 12:26 PM
日常会話「どういたしまして」
前回の「ありがとう」に続いて、今回はそのリアクション(返し方)である「どういたしまして」について考えてみましょう。色々な言い方がありますので、ひとつひとつ、本来の英文の意味を考えながら検証してみたいと思います。
①You are welcome.
おそらくこれが日本人には最も知られた言い方でしょう。本来の意味は「貴方は歓迎です。」で、つまり「いつでも、どうぞ。」という感じです。丁寧でオールラウンドに使えるように思われますが、プレゼントをあげた相手からお礼を言われた時にはイマイチです。なぜなら、「いつでもまたあげますよ。」と伝わってしまうからです。
②(It's) my pleasure.
好感度の高いていねいな表現。本来の意味は「それは私の喜びです。」、つまり「そうする事が私の喜びなのです」という意味です。ペンを貸してあげたとか、ささいな事に使うのは少し変かもしれませんね。
③Don't mention it.
"mention"というのは、動詞で「言及する」という意味。つまり本来は「その事には触れないで下さい。」ということ。カジュアルな表現で、プレゼントをあげた相手からのお礼には、②と同じく使えますが、こちらの方がくだけています。ただ、お客様へのサービスのお礼に対してはふさわしくありません。
④Not at all.
本来「全然。」という意味の英語で、「(そんなの)全然いいんですよ。/とんでもない。」といった感じ。使い道は③とほぼ同じです。
⑤No problem.
アメリカ人がよく使うので、私達にもなじみの多い言い方です。かなりくだけた言い方で、本来は「問題ありません。」の意味なので、かしこまった場面には使いません。
⑥That's all right./OK.
これもくだけています。本来は「それは結構ですよ。/いいんですよ。」の意味。
このように、もともとの文の意味を理解しておく事で使うT.P.O.もわかってくるのではないでしょうか。また最近ではAny time.「いつでも(どうぞ)。」という気さくな表現も聞かれます。
なお、①と②以外は、"I'm sorry."(ごめんなさい。)の返答としても使えますので、その事も頭に入れておきましょう。
A: Thank you very much for your good advice!
(良いアドバイスをどうもありがとう。)
B: Don't mention it.
(どういたしまして。/その事なら言わなくていいよ。)
A: Everything went well thanks to it.
(おかげですべてうまく行ったわ。)
B: Any time.
(どういたしまして。/いつでもまたどうぞ。)
吉祥寺「MCS英会話スクール」に通って下さっているシニア・中高年層の方には、②をお勧めしています。これが一番エレガントな感じがすると思いませんか? エレガントな英会話シニアにご関心のある方は、Any time「いつでも」、You are welcome「大歓迎」です!少しだけ勇気を出して、お問い合せ下さい。まずは無料見学から。
2014年08月10日 09:20 PM